********** 04.6.12 **************************************************

Excelを楽しもう!
              〜〜〜 関数で遊ぼう 〜〜〜

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==== INDEX============================================================
1. はじめに
2. 今日の関数  INDEX 
3. 便利なヒント集  罫線 
4. 編集後記
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1.はじめに
 またお会いできてうれしいです。発行者の 井上 誉史 です。
新たに登録頂いた読者の皆さま、ご購読ありがとうございます。

過去のバックナンバーは
http://gtz0.fc2web.com/backNo/no0.html
でご覧いただけます。

前回の indirect 関数はお分かり頂けたでしょうか?

前回の indirect 関数・今回の INDEX 関数は読者の方から質問があり、
その回答です。
これからも読者の方からの質問を取り上げていきたいと考えています。



「こんなときはどうするの?」という質問や「この前の解説だけどこうやった
ほうが便利だよ!!」というご意見がありましたら、便り下さい。

みなさんと一緒に関数を楽しみましょう。


 2.今日の関数
今日の関数は検索行列関数の INDEX (インデックス)関数です。
前々回説明した便利なヒント集の入力規則と組み合わせてマトリックスから
選ぶ方法を INDEX 関数を使って行います。

商品の仕切値が取引先毎に違い、単価表が下図である場合で考えてみよう。

別シートを開き、B1に商品A、C1に商品B、D1に商品C、E1に商品Dと入力。
次に、A2にA社、A3にB社、A4にC社、A5にD社と順次入力する。

B2からE5に商品単価を入力し、下図のようなマトリックスを作る。
    
. A B C D E F G
1 . 商品A 商品B 商品C 商品D 商品E .
2 A社 10,000 8,000 50,000 5,000 20,000 .
3 B社 11,000 8,500 60,000 5,000 25,000 .
4 C社 12,000 9,000 65,000 5,000 25,000 .
5 D社 9,000 7,500 40,000 4,500 15,000 .
6 . . . . . . .
7 . . . . . . .


始めに上の単価表で名前を付けます。

上のA列のA1からA5までを範囲指定し、挿入ー名前ー定義 
で名前の欄に客先と入力しOKボタンを押す。

次に1段目のA1からF1までを範囲指定し、挿入ー名前ー定義 
で名前の欄に商品と入力しOKボタンを押す。

最後にA1からF5までを範囲指定し、挿入ー名前ー定義 
で名前の欄に単価表と入力しOKボタンを押す。

単価を入力するシートに戻り、客先の入力規則を設定する範囲を指定し、
データーー入力規則の入力値の種類で右端の▼を押し、リストを選択。
元の値には =客先 と上のシートのA列で定義した名前を
入力しOKボタンをクリック。
この時(=)を忘れないようにして下さい。

次に商品も同様に入力規則を設定する範囲を指定し、
データーー入力規則の入力値の種類で右端の▼を押し、
リストを選択。元の値に=商品と入力しOKボタンをクリック。

《注意》  
. A B C D E F
1 納品日 客先名 商品 単価 数量 合計金額
2 . D社 商品B =index(単価表、match(C2,客先,1),match(D2,商品,1)) . .
3 . A社 商品E =index(単価表、match(C3,客先,1),match(D3,商品,1)) . .
4 . . . . . .

客先名と商品は別々の入力規則になります。

また、客先・商品が増えたときは、別シートのマトリックスに追加し、
挿入ー名前ー定義で範囲指定を変えてください。

次に単価の欄セルE2に
=index(単価表、match(C2,客先,1),match(D2,商品,1))
と入力する。

単価表の中で match(C3,客先,1) は客先でC3と同じものを選び、
match(D3,商品,1) は商品でD3と同じものを選び、
index関数でその交点のデーターを取り出します。

セルE2は7,500を、セルE3は20,000と表示します。


 3.便利なヒント集
今回は、表に付き物の罫線についての説明です。

今日の関数で作成した単価表に罫線を引きましょう。
単価表のセルA1からF5を範囲指定し、書式ーセルー罫線より 罫線パレットが
表示されます。パレットにある田をクリックすると 一発で罫線が引け、表ができます。

罫線を削除する場合はパレットにある点線の田をクリックします。

次に、表に変化を持たせましょう。
外枠を中太の実線・縦罫を細い実線・横罫を点線で単価表に罫線を引きましょう。

先ほどと同様に単価表のセルA1からF5を範囲指定し、書式ーセルー罫線より
罫線パレットが表示されます。
罫線パレットの線のスタイルの右の▼を押し、線の一覧が表示されますから、
中太の実線を選び、パレットにある口をクリックする。

同様に線のスタイルの一覧から、細い実線を選び、パレットにある中縦線、
点線を選び、パレットにある中横線をクリックします。

先程と比べ、変化にとんだ表が出来ましたね。

いろいろと組み合わせを変えて、お試しください。


 4. 編集後記
このメルマガをお友達や周りの方々にも転送してあげてください。
⇒  http://www.mag2.com/m/0000131398.htm
きっと喜ばれますよ!

入力規則を今日で3回連続で取り上げました。
Excelの機能と関数を組み合わせれば、いろいろと面白いバリエーションが
楽しめます。肩の力を抜いて、軽い気持ちでチャレンジしてみましょう。

いろいろと質問を頂いているのですが、回答が遅れています。
質問をされた方、今しばらくご猶予を下さい。

ホームページでバックナンバーが閲覧できるようにしました。
http://gtz0.fc2web.com/backNo/no0.html
ご利用下さい。

分かりにくい箇所がありましたら遠慮なく質問のメールを下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


なお、内容は十分吟味していますが、内容によってなんらかの障害、損害等が
発生した場合に おいても一切責任は負いかねます。自己責任でお願いします。


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編集・発行:    井上 誉史
問い合わせ:   ccp47131@syd.odnne.jp
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